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1JZ-GTE

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2010年7月17日土曜日

サーモ交換



ローテンプサーモが届くまで時間が有ったので、色々調べてみました。
 
まず、エンジン水温の適温とは、おおよそ80℃~90℃位である事。
 
ラジエーターキャップによって加圧されているクーラントの沸点は約120℃と言う事。 

エンジン水温は約110℃位まで上がっても、大丈夫だと言う事。
 
一般的な車も渋滞にハマれば水温は100℃位まで上がる事。 

最近の車の水温計の針は約65℃~110℃位までの水温であれば真ん中付近をさしていると言う事。

水温計の針が動く特性は意図的にメーカーがやっていると言う事。

理由ですが、最近の車のラジエーターは冷却効率も良く、水温が上がり過ぎれば電動FANによって適温まで自動的に冷やす為(一部電動FAN無しの車も在り)、水温計の針を敏感にすると、かえって運転者が混乱する為、わざとそう言う設定にしてあると言う事。

ローテンプサーモは通常であれば全く必要の無い物である事。

理由は、サーモとはエンジン水温を適温に保つ為の物であり、メーカが設定した範囲の水温を著しく下回る事はかえってエンジン性能が低下する恐れがある。

ラジエーターの冷却能力をエンジン発熱量が上回っているなら、サーモを変えた所で水温上昇は抑える事は出来ないと言う事。

以上が調べて判った事ですが、僕のクジラの場合、チョット事情が違います。

まず、コア替え済みのクジラのラジエータと131のエンジンのマッチングの問題。(エンジンの発熱量に対してラジエーターの放熱量があっているか)

131のラジエーターには小さいながらも電動ファンが付いており、渋滞などで水温が高温になった時に水温を下げる役割と、通常はコンデンサー冷却の役割をしていますが、クジラには付いていない。(後付けは可能)

そもそもメーカーの設定してあるラジエーターの水温設定が1JとM型で違うはず。

ローテンプサーモを付けた事で、夏場は良くても冬場の水温は?

と言う理由から、少し不安ながらも、今日届いたローテンプサーモを取り付けてみました。帰りに様子を見ながら帰ったのですが、なんと水温は82℃程で安定しているではありませんか!!いつもは92℃~97℃位で推移していた水温が、全く上がりません。が、しかしローテンプサーモを付けた事による冬場の水温は、実際に試してみないとわかりません。純正サーモの開弁温度は82℃、ローテンプサーモは71℃です。冬場は開弁温度が低い為に水温が適温にならない、若しくは適温になるまで時間が掛かり、その間燃料補正が働いて燃費が悪い可能性もあります。何とも面倒な話ですが、まぁ気長にやりますかね

2 件のコメント:

  1. お疲れ様です♪アカウント取得しました(汗)
    ローテンプサーモ、かなりの効果ですね!しかし燃調補正やエンジンの事を考えると、狙った水温にするのはなかなか難しいんですね・・。微調整を電動ファンの自動ON、OFFでコントロール出来ればいいのかなぁ、なんて思いました。

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  2. 鯨ベーコンさん 難しいです。FANカップリングのみである程度の水温を維持出来る情況にしないと、電動FANを追加した所で冷やせない訳で・・・電動FANの追加は当初から検討していましたが、前記の理由から取り付けるFANのサイズや、FANコントローラーのサーモスイッチの設定温度(何℃でクーリング開始させるか)などを検討する必要があり、データのサンプリングが必須でした。ですが色々試した甲斐もあり、FANサイズ・コントローラーの設定温度の決まったのでパーツはオーダー済みです。次回の作業で取り付け予定です。

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