部品も揃い、洗浄を終え組み付け待ちの状態です |
これは、ALTEZZAのデフ展開図 |
上の展開図から、欲しい部品を選択した状態 |
上の続き |
ドライブピニオンワッシャー各種 |
長野のおいさんのデフは、現在組み付け待ちなんですが
良い機会なので、デフファイナルの組み換え時に
知っておくと非常にお得な事をアップしちゃいますw
※ あ、どうやら今日は長野の匠のお店で
喜声をあげてたようですw
今回GS-110のデフキャリアを使い、
中身をALTEZZAの物に組み替える作業をやっておりますが、
リアホーシングタイプのクラウンなら、
そのまんま使えちゃうのでどうぞ参考にされてみて下さいっ!
先ずは使った(交換した)部品名と品番から。
1.リアドライブピニオン テーパードローラーベアリング FR
90366-30078×1
2.リアドライブピニオン テーパードローラーベアリング RR
90366-35104×1
3.リアディファレンシャルケースベアリング
90368-50006×2
4.リアディファレンシャル キャリアオイルシール
90311‐38047×1
5.リアドライブピニオンナット
90179‐18020×1
6.リアディファレンシャル ドライブピニオン ベアリングスペーサー
41231‐22010×1
ちょっと長ったらしい名称ですが、
いずれも正式名称なので、悪しからずご了承下さいませ♪
これ、6は110系クラウンと共通ですが、
全てALTEZZAの物だったりします。
意外かも知れませんが、GS-110の型式で
サイドベアリング以外の部品をオーダーした場合でも、
(オープンデフの場合は、110の物で可)
ファイナルの組み換え・オイルシールの組み付けは
問題無く出来てしまいます。
では何故ALTEZZAの物を使うのか?
実はですね、ナット・ベアリングなら強度、
オイルシールなら防塵性能が格段に上がっているからなんです。
各部品の個別の画像を撮り忘れたんで、
ちょいと説明し難いんですが、そう言う事なんですっ!(^^;;;
んで、ここからは品番を調べる時のお話。
TOYOTA共販に、車名だけで部品をオーダーした際などに、
「類型番号が判らないと、部品の特定が出来ません」
と、注文を断られた事はありませんか?
その理由がコレです。
画像2.3.4枚目は、通称電カタと呼ばれる物で、
TOYOTA各ディーラー及び共販なんかで
実際に部品検索に使われているそれです。
2枚目の画面は型式検索で、類型番号無しの状態で
ALTEZZAの検索を実行し、デフ廻りの画面を呼び出した状態。
3.4枚目は、欲しい部品を選択し品番を呼び出した状態。
2枚目は良いとして、3.4枚目の画像を良く見て下さい。
(画像をクリックすれば、拡大した物が表示されます)
ベアリング1つ取っても、SXE・GXE・JCE用更には
前期・中期・後期用と多数出て来るのがお解りでしょうか?
SXE=3Sエンジン搭載車
GXE=1Gエンジン搭載車
JCE=1JZエンジン搭載車
詳しい車両情報が無いと、部品を特定出来ない理由がコレです。
因みに、僕は大凡の見当が付くので無問題w
普通の方は、判らなくて当然です。
ディーラーや共販の方は、基本的な部品の品番は
覚えていても、形や互換性までは知らない方が大多数なので、
断られたからと言って、怒らないであげて下さい(^^;;;
てな訳で、ざっくりとではありますが、
オールドクラウンのオープンデフをトルセン化、
ファイナルの組み換え時の耳寄り情報でした~(^^
ファイナルの組み換えや、トルセン化の際には
参考にして頂ければ嬉しいです~。
追記
13系ワゴンのデフキャリアを使う場合は、
デフキャリアのオイルシール・
リアドライブピニオン テーパードローラーベアリング FR/RRの
ベアリング等はALTEZZAの物と同じ場合も在ります。
13系ワゴンのデフキャリアを使う場合は、
デフキャリアのオイルシール・
リアドライブピニオン テーパードローラーベアリング FR/RRの
ベアリング等はALTEZZAの物と同じ場合も在ります。